第26回配信
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━メディアジャパンによるメールマガジン
【 よろしこ通信 vol.26 】 2010年12月27日
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このメールマガジンは
名刺交換をさせていただいた方にお送りしております。
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こんにちは。
今年最後のメルマガとなりました。
2週間に1度の発行なのですが、
この締め切りが来るのが早いこと早いこと。
おかげさまで、返信メールやお会いしたときに
「メルマガおもしろいですね」とお褒めいただく。
映像制作者としては「つまらない」と言われるのが一番の苦痛なので
毎回、手帳を開け回顧し、ネタをひねり出す。
この生みの苦しみがきつい。
日常の生活の中で、それほどおもしろいことなど起きない。
起きても、文章という表現方法で伝えるのが難しい。
私の先輩でこんなことを言った人がいた。
映像制作者の能力とは、日常をおもしろく見せること。
遠い外国や宇宙などは、お金を掛ければ撮影出来るので
本人の能力とは関係がない。
身の回り3メートルの世界を
どうおもしろ見せられるかが能力なのだと。
その通りだと思う。
このメルマガも日常の中の「気づき」を
皆さんにお届けできればと思っております。
来年もよろしくお願いします。
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■ 目次 ■
1. 私が会った100人の失敗者 (社長 宮崎敬士)
第23回 「壁は越えられない」
2. 取材者の目線 (映像制作ディレクター 若林源太)
第26回 「消えた『一人しゃべり』」
3. ネットの活用術 (Webディレクター 長江慶祐)
第26回 「1社に1つ。動画チャンネル」
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1. 私が会った100人の失敗者 (社長 宮崎敬士)
第23回 「壁は越えられない」
先日、弊社のDVDシリーズの7作目として
風呂敷の包み方の制作に入った。
テロップも入り画は完成。
後はナレーションの収録という段階となった。
包み方をわかりやすくするため、最初は通常のスピード、
その後にスローモーションの映像が入っている。
このシリーズはアメリカやフランスにも出荷している。
映像は言葉の壁を越えられる、と私は信じている。
そのため、このシリーズに限り
極力シンプルに作るようにしている。
観れば分かる、を形にしたいのだ。
例えば、テロップは最低限しか入っていない。
目的は視聴率ではなく、風呂敷の包み方を伝えることなので
テレビ的な演出は排除してあるのだ。
ここで1つ問題となった。
包み方のスローモーションの映像に
BGM(音楽)を入れるか入れないか。
私はDVDを観ながら風呂敷が包めることが目的なので
BGMはいらないと主張した。
何も入っていないのは変なので
BGMぐらいは入れておこうと言うレベルで
BGMを入れているケースが多い。
さらにBGM入れることで経費がかさむ。
そこで荒川が言う。
「BGM入れてないと、無音になる。
音が出ないと自分のデッキが壊れたと思うお客さんが出て
クレーム来るかも知れませんよ」。
なるほどと思う。
これでクレーム対象になっても仕方ないので
BGMを入れることとなった。
今のテレビは、テロップだらけで音楽も入れまくり。
そんな環境に慣れてしまった視聴者には
無音は恐怖なのかも知れない。
映像は言葉の壁を越える前に
業界の常識を越えなくてはならないとは、反省しきり。
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2. 取材者の目線 (映像制作ディレクター 若林源太)
第26回 「消えた『一人しゃべり』」
先月はアメリカ西海岸で一週間、ロケに行ってきました。
実は齢37にして、アメリカ行きは初めて。
小さいころから映画やテレビで親しんできた光景です。
「見慣れているのに初めて」という何だか不思議な感覚でした。
さて、テレビ屋としては、アメリカのテレビ番組が気になります。
ホテルに戻ってテレビをじっくりとザッピングをしたのですが
ちょっと驚きました。
ほとんどの番組が、人物の一人しゃべり。
ニュースではキャスターやレポーターが、
バラエティー番組では司会者が、
延々とカメラに向かってしゃべり続ける番組ばかりなのです。
2分3分はワンショットのまま、平気でしゃべります。
こういう「一人しゃべり」、日本だと最近はあまり見かけません。
ニュースやワイドショーはVTRが中心で、スタジオに展開しても
キャスターはコメンテーターとかゲストに向かってしゃべりかけ
一人で画面に向かう時間はごくわずかです。
そういえばワイドショーではかつて、報告者がフリップなどを手に
延々と一人しゃべりをするコーナーなどがありましたよね。
最近は見なくなりました。
映画番組だって、かつて映画解説者と呼ばれる人がいて
これから始まる映画について一人しゃべりをする時間がありましたが
それも最近は無くなりました。
一体なぜ無くなったのか。
一つは、誰かが延々としゃべることが
日本の視聴者は嫌になってきたんでしょうね。
テレビはそんなに真剣に見るメディアではない。
テレビで誰かの話をじっくり聴くなんて
ダルイと思う人が多いのでしょう。
もう一つは、今の日本のテレビが
あまり「主張」しなくなってしまったから、なのではないでしょうか。
キャスターや司会者、評論家の意見を
一方的に押し付けるのではなく
視聴者がどう感じるかを大切にする。
個人の意見よりも大多数の意見に沿うような
番組作りにしなくてはいけない。
そんな傾向の表れのような気がします。
どっちにしろ、今の日本人はあまり
「聞く耳」を持たなくなってきているんじゃないでしょうか。
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3. ネットの活用術 (Webディレクター 長江慶祐)
第26回 「1社に1つ。動画チャンネル」
最近、アーティストやアイドルグループ、テレビ局など
YouTubeに個別のページを作成し
動画を配信するところが増えています。
例えば、AKB48の「AKB48's Channel」
NHKの「NHKonline's Channel」
厚生労働省の「厚生労働省動画チャンネル」など
○○チャンネルというようなタイトルで
YouTubeの基本のデザインをカスタマイズし
いかにも自分だけの放送局のように見せています。
YouTubeのない頃は動画を撮影しても
DVDなどのメディアに入れ、配ることくらいしか
観てもらう方法はなかったですが
YouTubeが広がり始めたことにより、企業も動画をアップし、
どこでも簡単に、大多数の人に観てもらえることが可能となりました。
現状は動画のクオリティはそこまで高くなくてもいいですが
今後、どこも同じことをする様になった頃には
観てもらうために動画のクオリティも上げていくことが
大切になるのではないでしょうか。
実質、YouTube自身もインターネット向け
動画製作会社を買収する交渉を始めているようですし
今後、インターネット動画のクオリティは上がって行くはずです。
是非今のうちから自社のチャンネルを持ってみてはいかがでしょうか。
持っていない会社と比べて大きな差別化ができます。
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